第34回 ツール・ド・おきなわ2022 -レポート-

2022年11月13日に行われた第34回「ツール・ド・おきなわ2022」大会の結果をご報告させていただきます。

MOPSレポート

大堀博美

レースがスタートし、常に金子選手の周辺に位置して走った。序盤はあまりペースが上がることはなく、適度にローテーションに加わって良い位置をキープした。
普久川ダムの登りでは、予想通り金子選手がペースアップ、それに反応しくらい付いた。
頂上を通過すると、既に集団は金子選手、牧瀬選手、手塚選手、石井選手、大堀の5名に絞られた。
後方とのタイム差を広げるため、集団は協調して進んだ。
補給場での補給はコロナ感染予防のため、ボトルではなくペットボトルが渡された。
唯一の補給場でスポドリが受け取れず、水だけの補給となってしまい焦ったが、補給食を多めに持参していたので落ち着くように自らに言い聞かせた。
最後の羽地の登りから2つ手前の坂での金子選手のペースアップで石井選手がドロップ。
1つ手前の坂でも金子選手がアタックをかけ、集団は崩壊。
金子選手の単独逃げ、続いて手塚選手と大堀の追走、その後ろに牧瀬選手の単独追走という形になった。
手塚選手とはお互い辛いのを励まし合いながら、協調して残りのコースを走った。
道中お互いに牽制する事もなく良いペースで進み、アタックをかける余力も無かったので、
ゴールスプリント勝負となる事が予想された。
ゴール前ストレート区間は向かい風だったので後ろにつき、ゴール手前で飛び出そうとタイミングを伺った。
左から抜きに行こうとした瞬間にブロックされ、右に切り返して刺しにかかったが、ぎりぎり届かず3位でフィニッシュした。

MOPS 高橋松吉


米田和美

スタート直後、奥の上りでは各選手の脚色を見ながら集団でクリアし、最大の勝負所となる普久川ダムの上りまでは、落車などのトラブルに巻き込まれないように集団前方に位置しローテーションを回しながら進んだ。
普久川ダムの上りに入る直前から雨が降り出しいよいよダムの上り入り、金子選手や大堀博美が集団の先頭に立ち積極的にペースアップを試み先頭集団から脱落者も出始めた。
登坂区間も終盤を迎えいよいよこれからというタイミングで急に苦しくなり必死で粘るも先頭集団から遅れてしまう。
普久川ダムからの下り区間で先頭集団からドロップしてきた3名と合流し協調して先頭集団追走を試みるも、ローテーションが全く回らずゴールまでの残り距離(約70㎞)を一人で走りぬく事を決断し、練習で積み上げた自分の力とパワーメーター出力を確認しながら力の出し惜しみをせず必死でゴールまでペダルを回し続け11位でゴール。

MOPS 高橋松吉